何も無い日

昨日会社を辞めた。何も無い年度のはじまり。何もわたしを追ってこない。

 

一粒の砂にも世を見出し

野の花にすら天を見る時

汝が掌に無窮は降り

かくて永遠はそこに憩う

ブレイク 訳:柳宗悦

 

同じ景色でも違って見えるのは心の余裕。

追いかけられていないから、立ち止まって花を見ることができる幸せ。